奥山保全トラスト所有の高千穂のトラスト地は、人工林伐採跡地をほぼ裸地のまま、熊森宮崎県支部(チームくまもり)の働きかけでトラスト地としたものです。そのまま放置して約12年、だいぶ樹木が繁ってきており、このたび樹木調査を行いました。
日本森林生態系保護ネットワーク代表の金井塚務先生に指導いただき、西宮の熊森本部からのスタッフも含め計7名で、道も無い山の斜面を足を滑らせながら調査しました。元裸地だった部分は明るいアカメガシワの樹林、自然の樹林が残っていた場所はやや暗いシイ、カシ、ヤブツバキが優勢の樹林で、それぞれのエリアでロープで5m角に区切ったマスを9つ作り、樹木の位置と種類、高さや太さを測っていきます。今後定期的に観察することで、森の移り変わりを調べていきます。
調査は二日間の予定をとっていましたが、天気予報をにらみつつ、なんとか一日で完了。みなさんお疲れ様でした!
チームくまもり
実践自然保護団体 日本熊森協会 宮崎県支部です。
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